パン切り包丁

京都市内はパン屋さんも多く、そのせいかパン切りの問い合わせがあります。
しかし現実的に、鍛造でパン切りを作ると言うのはメリットが少なく、また、あまり需要があるものでもありません。とは言うものの、たまに作ることもあります。

パン切り包丁_01

普通の刃物と違い、波刃の仕上げは一つ一つを磨いて仕上げていくので、普段とは違う手間が必要となります。

パン切り包丁_02

波刃は基本的に薄く片刃で作り、ストレートは両刃でV字に薄く、出来るだけフラットになるように作り上げています。
日々改良を加えて、パンがより切れるように工夫しています。