金津創作の森・第21回 森のアートフェスタ
コロナ禍でしばらく各地への遠征が出来ないでいましたが、漸くちらほらと地方イベントが再始動してまいりました。
主催をされる方々にとって「中止」と言うのは苦渋の選択で、行政等の判断、社会状況を考えるとその選択をせざるおえず、この2年あまり募集がかかっては中止という事が相次ぎました。これは出店する側、主催する側にとっては非常にストレスでした。
出店者としては、準備するコストや生計など考えなくてはなりません。
スケージュール調整で、中止リスクの高い地域での出店を避けたうえでの中止ですので、正直、月次支援金等焼け石に水と言う状態でした。店舗のある飲食店に比べると、中止における損失は営業日数に限りがあるだけに、それが消滅しますから完全な赤字になります。
一方主催者側の方は、開催準備を進め協賛を募り、多くのボランティアスタッフの協力のもと、広告を打ち・・・それで中止の判断は、私の知る多くのイベントでは「行政の要請」→「主催者判断」と置き換えられ、補償と言えるものがほぼ無い状況下で、出店者から集めた出店料を返金しなければならなかったり、これを「返金をしません」とすると出店者が集まらないし、不評を買い今後の開催が危ぶまれる状況になりかねない。
したがって、2022年5月現在、野外クラフトイベントの開催状況は、まだまだ開催中止が目立つ状況です。
そんな中で、5月7日(土)・8日(日)、『金津創作の森・第21回 森のアートフェスタ』が開催され出店してきました。
福井県東部のあわら市にある「金津創作の森」と言う体験型美術館の広大な敷地屋外で開催され、90店以上が出店しました。
京都でも、まだまだイベントでの集客は本調子には程遠いですが、今回行われたイベントでは多くの地元のお客様に足をお運びいただきありがとうございました。